勉強スケジュールを立てるコツは? 資格取得の近道をチェック!
2018/03/30
「資格取得のために勉強をしたいけど時間がない」「仕事と両立するのが大変」など、資格合格のための勉強で悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。確かに、仕事をしながら勉強を毎日続けるのは、思っている以上に大変なことです。しかし、きちんと受験日までのスケジュールを立てておけば、効率良く勉強を続けることができます。資格取得のための勉強は、コツとポイントを押さえることが大切です。
本記事では、資格を取るための勉強方法とスケジュール計画の立て方について説明します。
この記事を読むことで、資格合格のための勉強方法とスケジュールが分かります。悩んでいる方や資格取得を目指している方は、ぜひチェックしてください。
1.資格合格のための勉強方法
資格合格を目指している人は、どんな悩みを持っているのでしょうか。
1-1.資格勉強の悩みごと
資格勉強でよくある悩みごとは、「仕事と資格勉強との両立」です。勉強を始める前は「何とかなる!」と思うかもしれませんが、いざ始めてみると、仕事をしながら勉強を続ける大変さが分かります。実際に、多くの人が「仕事と両立できない」と途中で挫折してしまうのです。また、仕事が忙しくなるほど勉強時間がなくなります。その結果、勉強時間が足りない→試験対策ができない→試験に落ちるという悪い流れができるというわけです。中途半端な状態で試験を受けないように、きちんとスケジュールを立てる必要があります。
1-2.勉強方法は?
具体的な勉強方法は資格試験の内容で異なりますが、大まかな流れは「暗記」→「実践」→「本番シミュレーション」となります。
まずは、基礎を固めるために重要ポイントや公式などを暗記してください。基本情報を知り理解した上で「実践」=「問題を解く」という段階へ進みます。いくつか問題を解いたら、応用問題に挑戦してみてください。そして、最終的に、本番の試験と同じ時間配分で過去問を解きます。本番シミュレーションを繰り返しておけば、本番で慌てることなく自分のペースで問題が解けるでしょう。
1-3.スケジュールの重要性は?
前述したとおり、スケジュールをしっかり立てることで、試験の失敗を防ぐことができます。資格試験には、試験日という「期限」があるので、どれだけ熱心に勉強しても出題範囲の半分も理解できなければ合格が困難になるでしょう。万遍なく出題範囲を理解するためには、試験日までのスケジュールを立てることが大切なのです。ただし、むやみに計画を立てれば良いというわけではありません。自分が1日どのくらい勉強時間に充てられるのかなど、ライフスタイルを踏まえたスケジュールがポイントとなります。
2.資格の勉強スケジュールを立てよう!
それでは、資格の勉強スケジュールを立てるポイントをチェックしていきましょう。
2-1.受験日から逆算してスケジュールを立てる
最初に、目標とする試験の日程を確認してください。試験日を確認することで、いつまでにどんな勉強をすべきか、1日当たりどのくらいの勉強が必要なのか、逆算できます。たとえば、4月は人事異動・歓送迎会など、忙しい日が続き、何かと勉強時間が確保しにくい時期です。仕事が忙しくなる時期は勉強時間が確保できないため、勉強期間を長めにして計画を立てたほうが良いでしょう。
また、「試験日の1か月前から過去問に徹する」「○日まで基礎ポイントを押さえる」など、より具体的な計画を立てたほうが、勉強がはかどりやすくなるのでおすすめです。
このように、仕事のバランスとの兼ね合いが、勉強スケジュールのポイントとなります。
2-2.1日のスケジュールを立てる
試験日から逆算し、大まかなスケジュールを決めた後は「1日のスケジュール」を計画しましょう。ここでは、1日のスケジュール計画の立て方を説明します。
2-2-1.いつ、どこで、どんな風に勉強するか?
まずは、1日の勉強時間を決めてください。仕事に余裕があるときは「1日2時間」、仕事が忙しいときは「1日30分」でも構いません。そして、「いつ」「どこで」「どんな風」に勉強するのか、具体的にしていきましょう。たとえば、「帰宅後」「家で」「寝る前に基礎項目を勉強する」などです。自分が勉強しやすい環境はどこか、勉強に充てられる時間はいつになるのか、よく考えてみてください。そうすれば、1日のスケジュールが立てやすくなります。
2-2-2.通勤時間を利用する
1日のスケジュールを立てているとき、「今日は勉強する時間がない!」というケースがあるはずです。そんなときは、「通勤時間」を利用してください。電車・バスなど通勤中は時間が空き、携帯電話やスマホを扱っている方が多いのではないでしょうか。それを、テキストに変えるだけでOKです。最近は、スマホで資格勉強ができるDVD映像つきの通信講座も登場しています。通勤時間に利用できるものを使うのも、ポイントの1つです。
2-2-3.朝活を始めよう!
「勉強する時間がない!」という方におすすめしたいのが、「朝活」です。夜寝ている最中に体と脳が休息するため、朝はエネルギーが最も高くなります。そのため、作業に集中する場合は、朝がベストだと言われており、計算方式や暗記も朝に覚えるほうが効率的です。朝が苦手な人は、勉強時間を30分~1時間の間に設定すると良いでしょう。時間が長すぎると、逆に勉強内容をたくさん詰め込んでしまうので長続きしません。朝活はシンプルな内容で勉強するのがポイントです。
2-3.そのほかの方法
どうしても朝活が続かない場合は、「寝る前」に勉強しましょう。寝る前は午前中に続いて、記憶力が高まる時間帯と言われています。記憶のゴールデンタイムとなるため、暗記ものをするのがポイントです。逆に、論理的な思考が必要な勉強をすると、目が冴えて眠れなくなることがあります。暗記して、覚えたら忘れないうちに寝るのが鉄則です。
また、休日はたっぷり時間があるので、ダラダラと過ごしてしまい「いつの間にか夕方だった」というケースが多いでしょう。休日の勉強ポイントは、オンとオフをしっかりつけることです。一気に5時間勉強するのではなく、朝の10時から11時まで勉強して、11時から11時30分までは好きなことをします。人の集中力は長く続かないので、勉強の合間にリフレッシュをすることが大切なのです。
3.合格する勉強スケジュールのコツは?
時間を上手に使うためにも、合格する勉強スケジュールのコツを押さえておきましょう。
3-1.暗記、実践、過去問など大まかに分ける
スケジュールのコツは、「暗記」「実践」「過去問」と大まかな3つの段階に分けることです。資格勉強を始めるにあたり、いろいろやらなきゃいけないことがたくさん出てくるでしょう。よくありがちなのが、「何から手をつけたら良いのか分からなくなること」なのです。複雑化しないためにも、3つの段階に分けることが必要となります。主に、以下の内容を踏まえて勉強を進めていきましょう。
- 暗記:公式や専門用語など、基礎内容を暗記する
- 実践:立てたスケジュール計画どおりに実践する
- 過去問:一通り、テキストを見終わった後に過去問を解く
3-2.余裕を持って勉強する
何事も余裕を持って勉強するのが、合格する勉強スケジュールのコツです。合格率が高い試験だとしても、無茶な計画はやる気を下げる原因となります。また、「今日から毎日10ページやるぞ」というような余裕のない計画は、途中で挫折しがちです。自分の許容量を超える勉強量にならないよう、余裕を持ったスケジュール計画を立ててくださいね。
3-3.見直しも必要!
一度立てたスケジュール計画を、定期的に確認し見直すことも必要です。始めに、試験の全体像を把握し目標を設定し、スケジュールの中間に入ったときには目標に近づいているか確認してください。もし、最初に立てた目標より遅れているようなら、勉強のペースを上げる計画を練り直しましょう。計画を見直し修正することを心がけておけば、着実に勉強を進めることができます。
3-4.そのほかのポイント
社会人として会社で働いている以上、資格勉強スケジュールが思うように進まないのは当たり前です。そのため、勉強スケジュールに遅れが出たり、1日のスケジュールが達成できなくても落ち込まないようにしてください。体調不良で勉強ができない日はスケジュールを見直して修正すると良いでしょう。また、細かくスケジュールを立ててしまうと、ストレスを自ら増やす結果になってしまいます。スケジュール通りに進めるためには、自分にとって負荷のかからない内容にすることが大切です。
4.資格取得のための勉強方法に関してよくある質問
資格取得のための勉強方法に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。
Q.スケジュール計画を立てる際の要点は?
A.実際に立てた計画通りに進まないケースがほとんどです。たいていの人が、平日は1日4時間、休日は8時間などかなり無理な計画を立てています。大切なのは、1日○時間勉強することではなく、勉強の内容です。大まかなスケジュールを立てて全体像が見えたら、勉強内容の優先順位を決めてください。受験資格の科目をチェックし、出題範囲が多い科目または得点配分が大きい科目から勉強を始めましょう。先に、資格試験のポイントを踏まえた上で勉強内容の優先順位を決めておけば、時間を有効に使うことができるはずです。
Q.テキストを読むのにかける期間はどのくらいか?
A.具体的な期間を設定する必要はありません。自分の力量に合わせた期間を設定してください。たとえば、内容を理解するまでに時間がかかるタイプなら、余裕を持った計画スケジュールを立てると良いでしょう。どのくらいの期間で読み込めるか分からない場合は、大まかな期間で構いません。途中で計画スケジュールを見直し、修正していきましょう。
Q.休日にダラダラしてしまうときの対処法は?
A.「勉強場所=自分の部屋」と思い込んでいませんか? 休日にダラダラしてしまうときは、環境を変えてみてください。たとえば、リビングやカフェ・公園のベンチ・図書館などです。自分の部屋にいるとスマホを扱ったりとダラダラしがちですが、自分の部屋以外なら環境が変わり集中力がアップするかもしれませんよ。
Q.モチベーションを維持し続けるコツは?
A.「日が経つにつれて勉強に対する熱が冷めてしまう」という方もいるはずです。そんなときは、資格挑戦ブログまたは日記をつけてみてください。資格取得を目指そうと思ったときからその意気込みをブログへ書き込み、取得までの道のりを記していきます。自分のありのままの思いを記すことで、モチベーションが維持できるでしょう。また、インターネット上で同じ資格取得を目指している人たちと交流したり、励まし合ったりできるのも大きなメリットです。
まとめ
仕事をしながらの資格勉強は、あなたが思っている以上にとても大変なことです。勉強を始める前は簡単そうに見えるかもしれませんが、実際にやってみると、途中で挫折してしまう方がたくさんいます。途中で諦めず、確実に合格するためには、緻密な勉強スケジュールを立てることが大切なポイントです。まずは、受験日を把握し、ライフスタイルを踏まえながら計画を立てていきましょう。受験日までの計画をきちんと立てておけば、無理なく勉強を毎日続けることができるはずです。資格勉強のスケジュールの立て方と要点をつかんで、勉強を始める前に計画を立ててくださいね。
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